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★まだまだこう考える職人さんや建築家はいます
「この辺は地盤がいいから大丈夫!」、「このあたりは丘だからいい地盤」、「造成して何年も経っているから」、「公団が造成したから大丈夫」などの考えをお持ちの建築家や職人さんがいます。
最初の二つに関しては、地盤を判断する際の一つの情報として使用することに特に問題はないのですが、そういった地域でもあそこには池があったとか、林などの開発地では、抜いた木の根を埋めた場所といったところがあります。
あとの二つに関しては、造成した際にその上部に相当重量(建築される建物の重さの数倍)の荷重を数年掛けてあったとか、地盤改良的に行った盛土というような条件がない限り、通常の盛土では数年で良好な地盤になることはまず考えられません。
また大規模の開発ではすべての敷地に関して地盤調査が行われているとは限りませんので、データのない敷地に関しては自身で地盤調査をする必要があるでしょう。いずれにしても、個々の敷地についての確認を行うべきだと思ったほうが間違いないでしょう。
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